2014年04月21日

『がんばれWEBメシ 『cakes(ケイクス)』編 第15回 第1期WEBメシ名人戦七番勝負第6局、神の手マンと四半世紀ドリブラー』

 昨日(2014年4月24日(水))はまず、前回の『がんばれWEBメシ 『cakes(ケイクス)』編 第14回 第1期WEBメシ名人戦七番勝負第5局、第1手▲(コグレ後輩)、買取や委託販売を公開説教し、一思いにアカウントを消してやってつかわさい!』(http://ganbarewebmesi.seesaa.net/article/394875543.html)を読み直して、「やっぱ編集の手が入ったほうが断然よくなるねえ。俺ってば、手マンに弱いタイプだから」と思いつつ、今回分をチマチマ書き進めながら、カレー作ったり、『note』の『水曜スペシャルノンフィクションどうでしょう 第1回』(https://note.mu/ganbarewebmesi/n/na6f6f98ba03f)を書いたり、買い忘れたお肉を買いに行ったり、押入れの奥深くで永眠中だったカメラバックを発掘してカメラ撮影したり、スイミングの送り迎えしたり、『水曜スペシャルノンフィクションどうでしょう 第1回』(https://note.mu/ganbarewebmesi/n/na6f6f98ba03f)をアップしたり。

 という感じで、ココは基本的に時系列順構成で進行してますが、今回は時系列を無視して、すっごい神の手マンからいってみよう!

●加藤先輩のツイッター()
「Sadaaki KATO / 加藤 貞顕さんがリツイート ぶたろう ‏@buta_rowe 9時間
山本一成氏が語る「電王戦で見えたponanzaの課題」と題した、先日の第3回将棋ウォーズ名人戦 最終日 生中継の書き起こしです。http://emptywords.hatenadiary.jp/entry/2014/04/24/003246 …」

 ぶたろうさんの写真は、21エモンの芋掘りロボット、ゴンスケじゃないですか! …芋掘り? コッチの読みは違うな。
 じゃあ、コレか、「電王戦で見えたponanzaの課題」。

 やだ、先輩ったら、積極的屋さん。こんな距離詰めて来たの、初めてじゃないですか! あざーす!
 まず今回の1人相撲の取り組み相手はこんな感じでいいかしら。

「ponanza」が、「がんばれWEBメシ!」

「「ponanzaの圧勝を予想していたが、思ったような展開ではなかった。その原因は序盤にあり、序盤を定跡通り指せば、さらにコンピュータは強くなる」と考える大平五段」が、「加藤先輩」。

「山本一成さんが自身の考えを述べているところです」が、「コグレ後輩」。
 
 という人員配置なら、コグレ後輩さんが「自身の考えを述べているところです」からはっけよい残った!(もしかしたら、「ponanza」がコグレ後輩で、「山本一成」が加藤先輩かしらとふと思いましたが、まあ始まったもんは仕方ない)

 …ちょっとこういうの一番苦手で、超恥ずかしいんですけど~。

 自身の考えなんて大したもんじゃなく、同じ話を3本同時進行で、それぞれ別の切り口で進めようそうしようと思いついただけなんです。
 同じ話って言うのは、もちろん例の「ナチュラルボーン戦場特派員が戦場童貞を捨てにいく」話なんですけどね。
 嘘偽りない、生粋の単なる思いつきなんで、ホント特に何も考えてないんです。

 まあ、3本全部がゴールできれば言うことなしだし、3本あれば1本くらいゴールできるんじゃないかと。
 ぶっちゃけ、俺ってば、1999年から15年間ドリブルばかりして、そりゃ天才ドリブラーに輪だけはドンドンかけましたけど、まだ1本もゴール決めてないわけじゃないですか。

 っていうか、ホントにコイツ、ゴールする気があるのかも疑わしいんですよね、単なる3本立て&ドリブル好きのおっさんなんじゃないかと。
 しかも、それはそれでおもしろいじゃんとか思ってるからタチが悪いんですよ。いいえ、ビンビンです!

 ってこういう無意味なフェイントするじゃないですか、ドリブル中に。
 そんなドリブルばっかもアレなので、例の「ナチュラルボーン戦場特派員が戦場童貞を捨てにいく」話の同時進行3本はこんな感じです。

●シーサーブログの『がんばれWEBメシ 『cakes(ケイクス)』編 番外編 俺のオザケン不定期連載』(http://ganbarewebmesi.seesaa.net/article/392961111.html
 例の話を時系列順に中2の図書委員時代から進める(そうなんです、実は3本同時進行だったから、「通学カバンに適当に30冊くらい放りこんでは片っ端から読みまくり、ちゃんと返しては(図書委員の鑑!)、また適当に30冊くらい通学カバンに放りこむを繰り返していたわけです。貸出手続きをしない弊害が1個だけありました」のまま、他のふたりを待ってたんですよ、ダンマリ決め込んで。うん、なかなかいい言い訳ドリブルがでけたでけた。)

●がんばれWEBメシ!ノートの『水曜スペシャルノンフィクションどうでしょう 第1回』(https://note.mu/ganbarewebmesi/n/na6f6f98ba03f
 とりあえず野グソを出すしか決めてません!

●これは友達の話なんですけどね、あえて俺の場合と仮定して、例え話をすると、『がんばれWEBメシ!』のノートとは別のアカウントのノートもあって、そっちは現在(2014年4月24日時点)、まだ0ノートですけど、フォローサーフィンしてるんで「フォロー693、フォロワー230」なんですね(ちなみに、「がんばれWEBメシ!」は17ノートで7フォロー、35フォロワー)。
 とりあえず「フォロー1000人、フォロワー600」くらいを目途に増やしてから、ナニをするかと言いますと、その別のアカウントのノートの持ち主は、実は母子家庭の中学2年生の男子で、中2の5月に5月病にかかって、ひきこもりになる予定なんです。
 そんな引きこもり生活が1ヶ月過ぎたころ、今まで会ったことも見たこともないお父さんが現れるんです。もちろんそのお父さんっていうのは俺のことで、「あはは、お前、俺の中学時代にクリソツじゃん。クリトリスって意味じゃねえぞ。ひきこもり、カッコ悪い。というわけで、お前が引きこもりをやめるまで、しょっちゅう顔出すように言われたからシクヨロ」と毎日、お父さん語りをするんです。
 すると、その中2息子が「ネ中学生の妄想中学生日記」と題して、『note』にお父さんの悪口を書き始めるんです。
 要は、ネ中2というツッコミ役のフィルターを一枚かまして、例の話を書こうかと。
 まあ、全然固まってないですし、そもそもこのアイデアはどうなんだって段階ですけど。

 という3本を同時進行でいこう、3本とも切り口が違うだけで、同じ話なんだから大丈夫と考えているんです。

 後、3本立てが好きなんです。『がんばれWEBメシ 『cakes(ケイクス)』編 第10回 はじめまして?(第1期WEBメシ名人戦七番勝負第2局スタート!)』(http://ganbarewebmesi.seesaa.net/article/392953055.html)でも、「『俺のオザケン不定期連載』、『岐阜ブログ ~春~』、『ブログてんさいか 第1回ロックスター有吉&川上原稿』の3本立てでいきますか」なんて3本立て宣言してますから。ま、『岐阜ブログ ~春~』しかゴールしてないんですけどね。

 そして、例の話の3本立てって、実はもう既に似たようなことをやってるんですよね。
1、『富裕層の恋人 元祖富裕層メルマガ第一弾はなんと…』(http://www.mag2.com/m/0001183190.html
2、『富裕層の恋人 元祖富裕層向け電子書籍第一弾はなんと… サンプル号』(http://p.booklog.jp/book/11740
3、『12年前日記』(http://p.booklog.jp/book/39985
4、『13年前逆日記』(http://p.booklog.jp/series/detail/199

 3本立てじゃなくて、4本立てというか、「2は1のコピペ」で、「4は3のコピペ」だから、厳密には2本立てなんですけどね。
 ちなみに、「1と2」はまだドリブル中で(3年半くらい)、「3と4」は取材日記をまとめただけの代物です。

 そんな大して意味のないドリブルをする暇があるなら、とっととゴールしろよって言いながら、今も思いっきりドリブルしてるんですけど、今回のドリブルはゴールに向かうドリブルだから別にいいかと。パッと見、違いは全然分からないんですけどね。ドリブルに貴賤なし!

 だってよくよく考えたら、1999年スタートにしたらドリブル歴15年ですけど、厳密には中2の1989年スタートですから、ドリブル歴25年、…25年? って四半世紀じゃん!「四半世紀ドリブラー」って新しいペンネームをどっかで使って、せめてちょっとでも元を取ろう。

 そうか、四半世紀かあ。
 今までは「チョロっと、3年だ5年だ10年だ、やったくらいで、偉そうに語ってんじゃねえよ」とか思ってたわけですが、逆に「四半世紀ガッツリやってんのに、偉そうにドリブルばっかしてんじゃねえよ」ですよね、これからの時代は。

 でもホントにいいのかなあ、たかだか25年くらいで語り出しちゃっても。先輩に早漏野郎とか言われない?
「もうこのまま『大菩薩峠』みたいに延々ドリブルだけ続けて、未完の一大巨編大河ノンフィクションで終わってもいいじゃん、そっちのほうがおもしろいし」と囁く悪魔のドリブラーもいるんです!

 あ、今、「相変わらず話のなげえ、クソ面倒臭えおっさんだなあ」と思ったでしょ! だってしょうがないでしょ、四半世紀ドリブラーの職業病でもう普通に歩けないんだから。もっとドリブルするよ!

「まあ、こんな調子で3本同時進行したら、しっちゃかめっちゃかになると思うんですよね、遅かれ早かれ早かれ。でも、その辺は俺の担当編集者が、見えざる神の手マンを持つスター編集者だから、何とかしてくれるんじゃないかしら、よく知らんけども。まあ、少なくとも編集は俺の仕事じゃねえし」と抜かす大先生の俺を、担当編集者の俺が今まで、あの手この手で書かせようとしてるんですけど、担当編集者の俺の力不足なのか、たぶん大先生が大バカでドリブルばっかしてるから、いまだ1本もゴールできてないんです。

 担当編集者の俺のあの手この手のおかげで、ようやくスター編集者の見えざる神の手マンまで引っ張ってきたのに、この期に及んで「3本同時進行で仲良くトリプルゴール」とか言い出して、はっきり言って、大先生の俺は何にも考えてないです。

 ちなみに、同じ柵ですよね?

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 もし同じ柵ならば、「ようやく正しい1本道のスタートラインに立てた」と言う1人相撲もできますが、大先生の俺は「ようやく正しい3本道のスタートラインに立てた。勃ってませんよ~」と思ってるんです。

 こんなことわざわざ書かなきゃ、さすがの加藤先輩にも分からないって言ってるんですけど、大先生の俺は「それは美意識に反する」って堂々の3股宣言! 
 そんな1股だって、15年かけてもゴールできないのに、「それは美意識の範疇だからまったく問題ない」ってドリブルしながら嘘ぶくんです。

 更なるドリブルで、新3本立ての2本目、『水曜スペシャルノンフィクションどうでしょう 第1回』(https://note.mu/ganbarewebmesi/n/na6f6f98ba03f)のドリブル説明まで始めるみたい!

 まず、以下の加藤先輩のツイッターを受けて、俺もカメラの話を書こうと思っただけなんです。

●加藤先輩のツイッター()
「Sadaaki KATO / 加藤 貞顕 ‏@sadaaki 4月23日
Sumallyの話、C2Cの話、そして、フルサイズ一眼レフカメラの話を書きました。/noteをはじめて17日目 | 加藤貞顕 | note(ノート) https://note.mu/sadaaki/n/nbe8e20a6e55e …」

 んで、それとは別に、今週は火曜に「火曜サスペンス劇場」ネタ、水曜に「水曜スペシャル」ネタ、金曜に「金曜ロードショー」ネタでもやろうと思ってたわけですよ。

 だもんで、カメラネタを、「水曜スペシャル」ネタにすることが決定!
 しかも最初はいつものように、「スペシャルノンフィクションっていうくらいで、しかも水曜だけに水モノがいいだろうから、とっておきの野グソノンフィクションを出さざるを得ない」って書き出しで、その後は一切説明抜きで「高円寺から池袋に歩くとき注意したほうがいいよ、もちろん野グソに! いや、踏むとかじゃなくてね」って一気に野グソ話に進んで、現在の冒頭部分、高円寺カメラ話は「ダイブした手帳には今日教えて貰ったばかりの現像のやり方等々のホカホカ情報が書いてあるのだ!」の後に、「あ、どうして高円寺にいたか話をまだしてませんでしっけ?」という流れで始まる説明部分にサラッとあっただけなんです、当初は。

 でも、加藤先輩のこのツイートを見て、

●加藤先輩のツイッター()
「Sadaaki KATO / 加藤 貞顕 ‏@sadaaki · 24時間
い、異常におもしろい。/ ロッキングオンの時代。第六話 営業活動 | 橘川幸夫 | note(ノート) https://note.mu/metakit/n/n5f3d8b3d9bf4 …」

 よし、じゃあ、やっぱ今回はカメラ話&高円寺ネタでいこう。いつも冒頭はうんことか下ネタ中心だから、カメラ話&高円寺ネタだと逆に新鮮かなあと、『水曜スペシャルノンフィクションどうでしょう 第1回』の表紙写真をせっかく「生鮮ピカイチ水曜市」にしたし、もちろん生鮮ピカイチはネット初出となる野グソ話にもかかっているんですけどね。

 後は、カメラ話&高円寺を冒頭に持って行った関係で、ケツを途中でぶった切って、今の(続く)で終わりにした感じです。

 えっと、もうココは「やっぱ別に長くてもいいや」の場所でしたっけ。
 じゃあ、遠慮なく、ゴチャゴチャ説明した後に、初稿をココに披露します。

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『水曜スペシャルノンフィクションどうでしょう 第1回』

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「スペシャルノンフィクションっていうくらいで、しかも水曜だけに水モノがいいだろうから、とっておきの野グソノンフィクションを出さざるを得ない。
 え、幻の類人猿チーターってナニ? ダレ? どうでしょう?

 まず落ち着いて、とりま高円寺から池袋まで深夜歩きするときは注意したほうがいいよ、野グソに! いや、踏むとかじゃなくてね。
 真夜中に高円寺から歩き出すと、高田馬場あたりでクソがしたくなるって噂聞いたことない? ヒント、「高田馬場」は「高田ババ」だよ!
 ハイ、正解はコチラ!

 むかしむかし、ある日のこと。
 もうさあ、終電もなくなっちゃって、でもタクシーに乗る金なんてないから、高円寺から当時住んでいた池袋まで歩いて帰ることにしたわけ。
 俺はそのうちジャングルを従軍する男だぜ、それくらい屁でもない、朝飯前である。

 高円寺から高田馬場までは順調な道のりだった。あまりに順調すぎて、屁の推進力でどれくらい早く進めるか実験とかやりはじめたあたりから、急にお腹が痛くなってきた。

 もちろんココがジャングルだったら、すぐさまそこいらで自由闊達に野グソができる。しかしアスファルトジャングルの東京さじゃ、深夜と言えども人がちらほら。
 例え、人っ子一人いないとしても、大都会東京上京野グソ物語なんて絶対ありえない。フリでもゲリでもありません。

 しかし、当時のコンビニはトイレを貸してくれなかった。うんこのために深夜料金発生中のファミレスに入る金ももったいない。ようやく見つけた公園のトイレはホームレスのおっさんたちの寝床と化していた。

 実は学生時代、よく人が死ぬ山岳部で運試し中にあちこちの山に登り、同時に野グソも学んだ。山岳用語で「野グソ」のことを「キジ撃ち」と申します。キジを鉄砲で撃つ姿勢と野グソの姿勢が似ているかららしい。

 ま、高田馬場にキジは一匹もいません。と余裕ぶってる間もなく、風雲急を告げ、青雲の志を吹き飛ばし、マジでキジ撃ちする5秒前です。ちょっと前からカレのこと好きにしたい! もう辛抱たまらん!

 もはやここまで。高田馬場を流れる神田川沿いの道路脇でキジ撃ちを決行することにする。

スクリーンショット (4).png

 ハイ、コチラ、現場で~す。

 画面向かって右手に見えておりますのが、かの有名な神田川。「貴方はもう忘れたかしら♪」、忘れない、忘れるわけがない!

 画面左上あたり、赤い逆三角形の「止まれ」の看板の真下、その手前寄り、路駐中の白い自転車があるあたり、ちょうど地面の「止まれ」の〝ま”の字の向かって左側が犯行現場、いや、高田馬場の決闘場跡地、古戦場だ。

 ハイライト、プレイバック!
 上から、横から、「止まれ」と言われようとも、俺のキジ撃ちロマンチックは止まらない! 大丈夫大丈夫、すぐに終わる。

 視線は橋の上あたりから、右から左へとキョロキョロ行ったり来たり。深夜3時近いからか幸い人通りは切れている。もちろん背後を突かれたら、一巻の終わりの背水の陣である。

 ええい、ままよ。尻を丸出しにし、キジ撃ちの姿勢を取る。

 そのとき歴史は動いた、ブリブリブリッコと。「若かったあの頃、怖いものは何もなかった♪」
 少なくとも「一緒に出ようねって♪」と悠長なことを言ってる場合ではなかったのだ。

 きっと傍目には、落ちた小銭をケツ丸出しにして、かがんで拾ったくらいの早打ちマックなタイムでキジ撃ちを終える。
 まさにここまでは100点満点の教科書通りのお手本野グソだった。時間・積極性・表現力・タイミング・リズム感・色・艶と非の打ち所がないチーターだった。誰が幻の類人猿やねん!

 しかし、この後、一世一代の大油断を!
 ジーパンの前ポケットからティッシュを取り出そうとキジ撃ちの姿勢から不自然な格好を取ってしまったのだ。そもそもティッシュなんか持っているわけないだろ、幻の類人猿が!

 バランスを崩し、フラフラしたと思ったら、尻ポケットに突っ込んであった手帳が、できたてホヤホヤの野グソの頂きに、オウンゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!

 痛恨の失点ミス! 家グソするときみたいに、ズボンもパンツも全部脱いでいれば、避けられた悲劇である。
 そもそも、せっかくフリーランスのペンペン草になったのに、手帳なんて代物を未練がましく持っているのが悪い。

 せっかくのいい機会なので、墓標代わりにこのまま手帳をオンしたまま捨てていこう。ある意味、とっても礼儀正しくて斬新な自己紹介する野グソみたいでいいじゃん。

 クソ真面目にもこんな手帳を交番に届け出てくれた親切な方に、「ついうっかり落としちゃって…。ありがとうの気持ちです」と俺がお礼がてら、2割分の野グソをあげられる画期的システムの構築もバッチグー整えた!

 ご立派な言い訳を各種揃えられたので、飼い主がチーターを持ち帰らず、その場を立ち去ろうとしたとき、とってもとっても大事なことを思い出す。
 ダイブした手帳には今日教えて貰ったばかりの現像のやり方等々のホカホカ情報が書いてあるんだった!

 あ、どうして高円寺にいたか話をまだしてませんでしっけ?
 でも、俺が中2のとき、「あ、俺はナチュラルボーン戦場特派員だった」と気づいてから約10年間、指1本カメラに触れようと思ったことすらなかったのは有名だよね? ま、まさか、かの名言「写真はカメラマンの仕事、俺は鉛筆1本あればいい」も? モグリめ! 
 ジャングルで従軍する件とかは2回目以降だ、忘れずに来いよ。

 だってさ、そんな話を「別にビデオカメラでいいじゃないですか、キャプチャーすれば静止画にもなるし。最悪、俺は使い捨てカメラでいいっすよ」などのクソ生意気を交えつつ、ジャーナリストのY大先輩に堂々と語ったところ、H先輩のワンツーマンカメラ教室に叩き込まれるハメハメに!

 もうね、平日の真昼間から、欲求不満の有閑マダムとクソガキしかいない高円寺の公園なんかで、大の大人ふたりがH先輩のカメラ1台で交互に撮り合いっこする青空カメラ教室ですよ。こんな羞恥プレイより、青姦したほうが全然マシですよ。

P1000583.jpg

 もちろんカメラ童貞小僧の俺に、シャッタースピードや露出などが分かるわけもなく、まずはカメラの構え方、フイルム交換のやりかた、レンズの脱着方法から手とり足とりおんぶにだっこ。
 撮影会が始まるとだんだんくんずほぐれつになり、ドアップドン引き、上から下から右から左から、笑って怒って、歩く走るジャンプ!

 で、このH先輩ちゅうんが、カシミール紛争を中心に取材している男フェロモンもひげもたっぷりなナイスガイで、まあ俺も似たようなナイスガイで、さながらナイスゲイの撮影会で、クソガキのひとりは「近寄っちゃいけません」ってママに叱られてましたから。

 撮影後はすぐさま、ボロアパートの一室に雪崩込み、フィルム現像教室だ。別に民間ラブホじゃないよ、高円寺にある、俺が当時出入りしていたフリージャーナリストの巣窟の倉庫兼宿泊所兼暗室だから。

 申し訳ない程度についている小さな台所スペースを黒い布で覆い、即席の暗室のできあがり。
 元々、陽当りが悪く薄暗い部屋中に、現像に使う定着液、停止液、現像液とすっぱい科学臭が充満する。後、誰かが泊まったときに変なことしたのかほのかにイカ臭い。違いますよ~。

 俺がデルモ写真はどんどん出来上がっていくが、H先輩がデルモ写真は露出不足で真っ暗、逆に露出過多で白飛び、たまに露出が合っていてもブレまくりと、「あれ、おかしいなあ、使い捨てカメラでこんな風になったことないっすよ。でも、技術はもう見て盗みましたから、明日からは大丈夫です」と言い終わる前に、また青空カメラ教室へ逆戻りなんて、上級青姦プレイを日が暮れるまで繰り返しましたとさ。

 これだけやって貰ってお値段は、カメラ教室も現像教室もH先輩の無料ボランティア。俺だってフリーのボランティアンさ。
 ま、フリージャーナリストの世界なんて、駆け出しのペーペーはもちろん、その世界のプロになっても食える業界ではない。
 そのご他聞に漏れないH先輩にメシとビールまでしっかり奢って貰いましたけどね。ゴチ!

 という経緯で、終電がなくなり、高円寺から池袋まで歩くハメになったわけ。
 いちいち説明させんなよ、面倒臭せえだろ。

 しかもコッチは今、忙しいんだ。手帳・オン・野グソで!
 どうやら試合はまだ終わっちゃいないぜ、始まったばかりみたいだ。

 自殺点を決めたボールのかろうじてまだ自殺してない部分を指でそっとつまむ。ボールは友達怖くない、臭いけど。

 クソボールを恐る恐るつまんだまま、センターラインへ。間髪おかずにキックオフしたら、サイドのラインギリギリをドリブルで一気に池袋の自宅まで駆け上がる。
 え、捨て子のチーター? トイレ神田川がそのうち氾濫するんじゃね。

 帰宅後すぐ風呂場に直行し、チーターの忘れ形見のついた手帳を、透明なビニール袋に二重三重で入れて厳重に縛る。
 そして、チーターに穢された体をシャワーで洗い流しながら、絶対カメラマンにはならないと誓うのであった。

 後日、カラッカラに乾いた頃合いを見て、風呂場で全裸ゴム手袋をし、ボールは友達を恐る恐る取り出す。舞い上がる、クソ粉。ほのかに乾いたクソの匂いがする。
 そして、クソで滲んだ文字を判読しながら、新しい家計簿ノートに全部書き写しましたとも。
 以下はちょっとした証拠だぜ。

「●現像液
・コダック、デベロッパーD76の3.8リットル用
・温度計
・計量カップ
・熱いお湯

手順
・お湯を沸かす。
・計量カップにお湯と水をいれて、52℃にする。
・徐々にいれてかき混ぜる。
・とけきったら、おわり。
・さます(20℃くらいまで)

●定着液
・フジフィクスの4リットル用
・温度計
・計量カップ
・30℃以下の水

手順
・4リットルの水にゆっくり徐々にとかしていく。
・とけきったら、おわり(30℃以下)

●現像
1、黒いかばん状の中に、カップ、フイルム巻くやつ、フィルムハサミを入れる。
2、出来上がったら取り出し、現像液(現像液と水を1:1で作る)をナミナミとそそぐ。
3まず10秒ほどゆっくりと振る」

 とまあ、この後も企業秘密は続くわけですが、いや~、かすかに15年前のクソの匂いがするようなしないような家計簿ノートの模写はこのくらいで勘弁しといてやる。
 命懸け、いや、クソ懸けで救ってやった情報が、今こうして初めて何かの役にたった気がするようなしないような。

 とにかく試合に負けて、勝負に勝った! クソを笑うモノはクソに泣き虫! 若い頃の野グソは買ってでもしろ!
 
 なぜなら、この野グソのおかげで今の俺があると言って過言ではない。謎の類人猿チーターの誕生である。
 野グソのおかげで、頭では俗世のアレコレはすべて吹っ切った気になっていたが、どこかに残っていた甘さすら在庫一掃セールですべて吹き飛んだ、ブリブリブリッと。

 こういう一切しなくてもいい若い頃のクソ苦労が後からジワジワ効いてくる、野グソ野郎に何言っても仕方ねえやって。
 後はもう、腹をくくり、性根を据えてちょっとずつちょっとずつ、小さな根っこを張りながら、俺が選んだ茨の道をたまに野グソしながら行くのみだ。

 ま、すべて、もう15年も前のクソ話、時効時効。笑って水に流してよ、あ、水は流れないか、野グソだけに。」


 ハイ、以上が初稿です!
 大先生の俺が「この初稿を今の第2稿と差し替えるのもアレなので、コレを踏まえつつも新しいドリブルを追加して、序盤を強化しようか」と言い出しましたが、そんなことしたり、今ココでドリブルしてるから、15年かかってもゴールできないと担当編集者の俺は思うわけです。

 2011年の加藤先輩はどう思う?

●加藤先輩のツイッター()
「Sadaaki KATO / 加藤 貞顕 ‏@sadaaki 1月16日
たしかに! RT @fumiken: 編集者や作家・ライターにとって、やってて面白い仕事は2つのパターンに分けられると思う。ひとつは「これからの世の中」に問題提起するタイプの本。もうひとつは「あのときの自分」に読ませてあげたい本。」

●加藤先輩のツイッター()
「Sadaaki KATO / 加藤 貞顕 ‏@sadaaki 1月16日
RT @fumiken: 結局、いい作家(&編集者)とは「あのときの自分」をいつまでも忘れない、現在と過去を同時に生きている人、そして「あのときの自分」を信じることができる人なんじゃないかと思う。」

 うちは明らかに、もうあからさまに「あのときの自分」に読ませてあげたい本丸出しで、戦場特派員ネタはドマイナーネタですが、「夢に出会って、夢を追い続ける」ってどういうことかを縦軸だか横軸だかにおりこめば、ちょっとは普遍的テーマになるんじゃないかと。

 大先生の俺はココで「俺のは夢なんかじゃなくて、もっと根の深いナチュラルボーンだけどね」ってドリブルしてますけど、もういいんです、ホントバカなんです。

 後、出版というか発表の形くらいは、「これからの世の中」に問題提起するタイプにしたいなあと3本立てなんです、ええ、本気半分ドリブル半分ですけどね。

 きっとネットがない時代だったら、もう少し早めにドリブルを切り上げて、普通にノンフィクション賞に出したり(もちろん傾向と対策を練って、あくまで自分なりに、精一杯折り合いをつけて)、ノンフィクション系の出版社に売り込んだり、自費出版を考えたりと何かしらの分かりやすいゴールを目指したと思うんですけどね。

 でも、せっかくこの時代でドリブルしてて、加藤先輩がいろいろお膳立てしてくれたから、もっと縦横無尽にアチコチでドリブルしまくって、あっちこっちにわけのわからないゴールをしまくりたいんです。

「あのときの自分」に「相変わらずバカだ、このおっさん」と言わせつつも、

●加藤先輩のツイッター()
「Sadaaki KATO / 加藤 貞顕 ‏@sadaaki (2011年)5月7日

面白くて具体的! 「ナルナル詐欺」ww / [悩みのるつぼ]漫画家になりたい孫 - 岡田斗司夫公式ブログ http://t.co/HneSGXk via @zenback」

「ナルナル詐欺」の15年アフター、四半世紀アフターをまざまざ見せつけて、恐怖のドン底に突き落としてやるんです。中坊の自分に舐められてたまっかよ、です。

 15年だか四半世紀だかドリブルしてると、あくまでも俺は戦場特派員で、芸術家でもクリエーターでもないと思っているんですが、その手の人たちがかかる、たいていの悩みは経験してるんです。

●加藤先輩のツイッター()
「Sadaaki KATO / 加藤 貞顕さんがリツイート (2010年)12月19日
糸井 重里@itoi_shigesato
とにかく、「恥を忍んで声に出す」というのが創作の基本だねー。つくり続けてないと、できなくなるんだよ。恥ばかりわいてきて、声がでなくなる。おーい、みんな、ナイスなつっこみもいいけれど、「恥を忍んで声に出す」というサーブが先だよぉぉぉぉぉぉ>エコー<」

 しかも10年以上やってると新たな悩みで、「野グソを見せるのが怖い」なんてのは、「野グソを見てもらえないのが怖い」(チャート4位くらいです)に変わったりするんですよね。

 そして、不動のチャートトップにはずっと『大菩薩峠』みたいのが鎮座してて、「早漏! ドリブル、後100本!」とか言うんです。

 まあ、こんなドリブラーに言われたかないでしょうが、先輩の編集者の業も結構アレですよね、「今、こんなところで、こんなドリブル見てる場合じゃないでしょ!」ってドリブルしながら褒められるくらい。

 ホントたまに心底イヤになるんですけど、俺の持っている業ならばもう仕方ないかと。ただ、業のくせにGOしないのは納得いかないんですけどね、ダジャレ的にも。

 後、そんな生き様がエガちゃんとかぶる気がするのがたまに悩みです。はい、そこ、「ああ、道理で」って腹オチしない! ハゲてません!
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